沖縄国際映画祭

フレンチ・カンカン

上映作品

作品解説

モンマルトルにあった伝説のダンスホール“ムーラン・ルージュ”開業までを描く、華麗なるコメディ・ミュージカル。幾重にも人間関係を描きつつも、踊り子たちの笑顔とダンスの躍動感で魅了する彩り鮮やかなルノワールの代表作。

ダングラール（ジャン・ギャバン）

ニニ（フランソワーズ・アルヌール）

ローラ"ラ・ベル・アベス"（マリア・フェリックス）

監督	ジャン・ルノワール

監督	ジャン・ルノワール
プロフィール	印象派画家、オーギュスト・ルノワールの次男。父の絵画に匹敵する色彩に溢れた映像づくりは、ジャン・ルノワール監督ならではの醍醐味。後のフランスヌーヴェル・ヴァーグの旗手フランソワ・トリュフォーやジャン＝リュック・ゴダールらなど、多くの映画作家に影響を与えた。本作は15年振りにアメリカから帰国し故郷で撮った1作。また、劇中に華を添えるのは、エディット・ピアフをはじめ、多くのシャンソン歌手らが、その歌声を聞かせている点。贅沢である。